左からSOU・SOU若林、伝統工芸士 松尾信好さん、取締役 西村聡一郎さん

工場内では25人の職人さんが30台の織機と共に働かれておられます。職人さんは織歴66年の大ベテランの方から高校を卒業したての方々までと様々。ベテランの職人さんが指導の下、ここ「織屋にしむら」さんでは伝統をしっかり受け継いだ良質の博多織が生産されておられます。

紋紙とよばれる帯の柄が詰まったデータのようなもの。

生地を取り扱っているにも関わらず工場内には埃が少なく、隅々までよく清掃されています。

柄の美しさ、打ち込みの強さが重要な為、今でも低速織機を使用されています。1日1台の織機からはわずか4本しか作れない大変貴重な商品です。殆どの織機は機械ですが、糸調子や調整が必要な為、一人1~2台を朝から晩まで付きっ切りで面倒を見ています。

※写真の職人さんはSOU・SOUの帯担当井川絵美子さん

工場の一角には手織り部屋があり、手織り職人さんや作家の方が製作されています。

↑【1:糸染】柄やデザインに沿って用いられる糸の種類や色の選択。

←【2:糸繰り】癖のある糸を正常にし、均一でゆるぎない一本糸にして「枠」に巻きつけて行きます。

↑【3:整経】柄の出方はこの作業で決まるというぐらい極めて重要な作業です。整然とドラムに巻きつける作業を整経といいます。

↑【4:仕掛】これから織る帯のために、全ての経糸を機に仕掛ける作業です。2000~1万本の糸を1本1本仕掛穴に通します。

織機の最上部には紋紙がセットされ、ジャカード部分と連動連動させ、織機と縦糸の上下を制 御し、柄を表現していきます。

←【5:製織】緯糸の仕込まれた杼(ひ)が走り筬で打ちこまれます。帯一本を織るために何万回と杼が走り、瞬時に筬が打ちこまれます。

↑【6:仕上】傷や汚れなど細部のチェックと全体の仕上がりを厳しく確認します。

承天禅寺・現住職
神保 老大師

寺中には博多山笠の発祥の起源とされる「施餓棚(せがきだな)」があります。

左から、うどん・そば発祥の地の碑、饅頭発祥の碑、満田弥三右衛門の碑