厳しい寒さに打ち勝つための、現代のカブキモノ、冬の陣。伝統的な意匠をベースとした傾衣の定番アイテムの数々を、防寒や保温の機能性を高めた仕様にアレンジしました。SOU・SOU傾衣が提案する今冬の装いを、ぜひお楽しみください。
冬のテキスタイル
「冬のカブキモノ」はモスリンやファー、裏ボア素材など、多種多様な冬素材を用いて製作しています。そこにテキスタイルデザインを京型友禅で染色。その自由で新しいカブキモノのスタイルは男女問わず、今冬を一層盛り上げます。
-
雄々しく、光る
金襴緞子 平成22年
金襴緞子は金箔を織りこんだ緞子織の美しい絹織物で 豪華な花嫁衣裳の打ちかけや帯などに使われる。主に京都西陣で作られてきており 唐文様を中心に創意工夫されてきた。菊と梅で構成したSOU・SOUの金襴緞子。(脇阪 克二) -
ぬくもりのある冬素材
今では国内でわずか数社しか製造していない「モスリン」や裏面を起毛させた「裏ボアニット」、ジャカード織機で織られた別珍生地などに京型友禅を施しました。光沢のある顔料系染料は独特の雰囲気に。深みのある発色をぜひお楽しみください。