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夏の盛りを
清々と、
彩りの涼衣。
SOU・SOU夏の定番素材「高島縮」や「知多木綿」のほか、見た目も涼やかなレース生地や素朴で美しい「久留米絣」など。暑い季節に最適な素材で、彩り豊かな夏衣を仕立てました。『 盛夏のよそおい 』を、ぜひお楽しみくださいませ。
上衣うわごろも
気持ちよく風を通す、
涼やかな夏トップス。
涼やかな夏トップス。
小物こもの
コーデのアクセントに。
伝統息づくポップな小物。
伝統息づくポップな小物。
知多木綿
知多半島の伝統織物
江戸時代、愛知県の知多半島で織られるようになった知多木綿。今もこの地域では明治時代につくられたシャトル織機が現役で、ゆっくりと生地を織っています。織っているのは主に小幅生地と呼ばれる幅50cmくらいまでの反物。日本の衣文化に欠かせない良質な小幅生地が、伝統美を支えています。
江戸初期より続く伝統の生地
知多木綿の歴史は江戸時代初期に始まり、最高級の木綿として世に広まったといわれています。明治時代に開発された豊田式動力織機の導入から今日に至るまで、日本でもっとも長く織機とともに歴史を歩んできました。
柔らかな風合いのヒミツ
シャトル織機はゆっくり布を織り上げるため生地に負担がかからず、独自の柔らかな風合いが生まれます。また、ビシッと一直線に揃った生地耳は丈夫でしなやか。仕上がった生地の表面が非常に美しいのも特徴です。
和晒へのこだわり
晒とは、織りあがった生地に含まれている不純物を落とす工程のこと。緩やかな水流の釜の中で2~3日かけゆっくりと炊き上げる和晒加工は、生地に余計なストレスがかからず、柔らかで吸水性良く仕上がります。