一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

令和4年05月29日 日曜日号

お知らせ / SOU・SOUからのお知らせ

“<告知>SOU・SOU盛夏のよそおい 予約”

盛夏に煌めく夏衣。





<告知>SOU・SOU盛夏のよそおい 予約
【予約期間】 6/2(木)~6/14(火)
【特  典】『ガラス小皿』商品合計8,000円ご予約毎に1点進呈/全2柄(ふくろう/花そすう)※上限3点

コメント
  • 待ってました!LINEのお知らせ画面にちょこっと載っているのを見つけてから、公式発表いつかな〜と首を長くしていました!
    また悩む!焦る!でも楽しい、嬉しい。
    どんなのがあるかなー。
    今見せていただいた画像だと、ラムネのように爽やかな・・・
    楽しみです!

お知らせ / SOU・SOUからのお知らせ

“インスタグラム&YouTube LIVE配信スケジュール”

SOU・SOUではインスタグラムとYouTubeにてLIVE配信を行っております。
店舗の雰囲気や商品の魅力を少しでもお伝えできればと思っておりますので、よろしければぜひご覧くださいませ。

今後のLIVE配信スケジュール

 ※各回 20:00~配信

本日!!

SOU・SOU 傾衣 20:00~

>>SOU・SOU公式Instagramはこちら

>>SOU・SOU公式YouTubeはこちら


コメント
  • 今日の配信、楽しみです。雲龍、超悩み中(><)

    • Y様
      コメントをいただきましてありがとうございます。
      おすすめのコーディネートを併せてご紹介する予定でございます。
      お時間よろしければご笑覧いただけましたら幸いです。

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

“茶室彼是(ちゃしつあれこれ)【60】”

数寄屋大工一家の箱入り娘&SOU・SOU傾衣の看板娘、寺田由のコーナーです!


数奇屋大工一家に生まれただけで、お茶を嗜むというより気ままに楽しんでいるだけの私のたわいもない話。
今回はちょっと番外編!として父と私のお出かけにお付き合いくださいませ!

大人になってから一緒に出かけることもなくなってしまいましたが、ある日の休みに娘サービスしてやるか!と思う父と、たまには親孝行してようか!という私の思惑が奇跡的に一致し、一緒に出かけることに!

朝早くから出かけた先は大手建設会社が開設した神戸にある日本唯一の大工道具の博物館「竹中大工道具館」。
少々マニアックにも思えますが、展示はかなり充実しており見どころ満載!
大工道具の展示から社寺建築の解説まで、どちらかといえば大人の方が楽しめてしまう内容です。
私は以前にも訪れたことがあるのですが、ここはやはりプロの大工さんを連れて行く方がより見聞が広がるだろうという下心・・・。
道具のことについては正直よく分からないところもあるのですが、私が特に気に入っているコーナーは「棟梁の言葉」という展示。

法隆寺や薬師寺といった数々の歴史的建造物の改修や修復に携わられた宮大工の西岡常一棟梁の言葉。
大工の世界で知らぬ者はいないほどの棟梁です。
祖父も父も「棟梁」として仕事をしている姿を見て「責任者」や「現場監督」とは違うニュアンスで理解してきた「棟梁」という存在がより具現化された言葉。
この言葉を目にしたとき、歳を取っても山へ足を運び木を見極めていた祖父の姿がふと目に浮かびました。
そして記録に残る緻密なメモや計算。
一見、経験や長年の勘がモノをいう世界のように感じますが全ては計算。
施主、建物、材木、職人、全ての些細なことにも気を配ることができなければ、棟梁は務まらないのだと思います。
大工でなくても全ての人に当てはまる部分があるのではないでしょうか。

さて、自由行動すぎる父を捕まえて見学したのは数奇屋建築のコーナー。
実寸大の茶室駆体があり、実際に中に入って見学することができます。
解説というより非常に小言がうるさい。
私の祖父は一緒に美術館に出かけると、展示してある茶道具全てに値段を付けながら鑑賞をするという曲者でしたが、父もなかなかの素質の持ち主です。
ですが、色々な考え方や信念を聞くと数奇屋建築がいかに概念化されず繊細で美的センスが集結された建物かということが具に感じられます。

結局いつも仕事(建築)の話しかできない父娘ではありますが、それもまた我が家らしい休日です。

《つづく》

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それでは、また明日。

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【今日の合言葉】

「茶室彼是(ちゃしつあれこれ)」

・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。

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アバター画像(若林)
コメント
  • 久しぶりの茶室彼是。すご~~いっ!!行ってみたいです。楽しそう。
    「解説というより非常に小言がうるさい。」笑わせて頂きました(^^;)(失礼)
    勉強に成ります、と書いたら良いのか、知らないことはまだまだ沢山あるなぁ~と。
    毎週日曜のブログ担当、大変とは思いますが、こちら側は楽しみにしております。
    まだまだ色々教えて下さい。

    • よ様
      コメントいただきましてありがとうございます。
      リアルな親子のやり取りを笑っていただけて良かったです!
      これが日常です。
      また、お付き合いいただけましたら幸いです!

  • 寺田様
    お父様とのお出かけ場所のチョイスが素敵です。
    大工道具の博物館、初めて知りました。
    寺社建築好きで、西岡棟梁の本を何度も読んでました。
    先人達の技術、仕事の足跡が垣間見える場所を教えてくださいまして、ありがとうございます。

    • ぼん様
      コメントをいただきましてありがとうございます。
      西岡棟梁、映像などで拝見するお姿も厳しい眼差しや指先などやはり偉大な方だったのだと感じます。
      社寺建築にご興味がおありとのことですので、ぜひ一度!おすすめです!

  • 今回も興味深く読ませて頂きました。
    孫として娘として、二代に渡る「棟梁」を日々の暮らしの中で触れられて理解されている事に羨ましく思います。

    鉄道建築に携わる仕事をしてきた私ですが、木造建築は奥が深く、なかなか一朝一夕に理解できるものではありませんね。
    私も機会を作って、一度この道具館に行ってみたいと思いました。
    続きの「茶室彼是」も楽しみにしております♪

    kazu-endlix 令和4年05月29日 07:33:15
    • kazu-endlix様
      コメントをいただきましてありがとうございます。
      お父さんがお勤めのお家に生まれたかったなーと思ったこともなきにしもあらず・・・ですが、今となってはなかなか変な家に生まれて良かったなと思います(笑)
      鉄道建築とは!また興味深いところです。またぜひお話を伺わせてくださいませ。
      そして、ぜひ神戸に行かれた際は竹中道具館へ行ってみてくださいませ!

  • 父娘でのお出かけ、行き先が渋いですね!
    大工道具館、初めて知りました。こうした技術や伝統は、もっと多くの人(勿論私も含めて)が知る機会があると良いですね。
    そして棟梁の言葉はぐっとくるものがありました。うちの職場の天下りども…あ、いえ上司(苦笑)に毎朝読んで欲しいです。
    私は幼い頃父を亡くしましたので、
    寺田さん父娘のお出かけが羨ましくも微笑ましく拝読させて頂きました。素敵な場所を紹介してくださり、ありがとうございました。

    • chabo様
      コメントをいただきましてありがとうございます。
      普段はなかなかゆっくりと会話することもないのですが、お互いに興味のある場所を忖度いたしました(笑)
      時代もあるかもしれないのですが、西岡棟梁の言葉の芯の強さのようなものは並大抵な努力をされていたからなのではないのかと勝手に想像しています。
      ちょっとマニアックな博物館も面白い発見がありますよ!

  • 西岡棟梁の、木に学べ、は教科書で出会いました。歴史の教科書に出てくる法隆寺と現代が今もなお、つながっていて、時空を飛び越え、かつての日本でその技術は完成されてたんだ・・先人のたちの偉大な軌跡。 その後、オトナになってから、そのお話を全編を通して拝読させていただいたことなど思い出しました。
     個人的には、お父様の小言も聞いてみたいし、自己流鑑定団のお値段も聞いてみたいです。(ふふふ)

    • はな様
      コメントをいただきましてありがとうございます。
      そうですか!教科書にも載っているのですね!はな様の感想と言葉の表現がとても素敵です。
      ロマンを感じますね。
      父の小言も勝手に鑑定団も博物館からしたらとても迷惑だと思いますが、私も個人的には楽しくて大好きです(笑)

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SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“新緑の薫/鳥飼 杏里”

風薫る五月。

お天気の良い夏日に、京都市右京区にある国の登録有形文化財『旧邸御室』が三年ぶりに五月特別公開されたので、見に行ってきました。

『旧邸御室』は昭和初期の高貴な郊外邸宅建築とのこと。

大広間に置いてある机に新緑の日本庭園がリフレクションする美しい景色が見れると有名でしたので、それを楽しみにしておりました。

入口からすぐに、22畳の開放的な大広間に通され、早速色鮮やかな景色が目に飛び込んできました… お庭の深緑の青もみじ、青々とした常緑樹が綺麗に磨かれた机に映り込んだ様は、まさに絶景で、とても幻想的でした。

鏡のような机は、花梨の木の一枚板で作られ、長い年月をかけて丁寧に磨き込まれているそうです。




さら南面の庭を望む部屋、お休み処では新緑で彩られた日本庭園を眺めながらゆっくりお茶を飲むことも出来ます。

ほかにもお庭から斜面を上がると小高い所に茶室や待合があり、そこからの景色もまた良かったです。
近くにある仁和寺の五重塔も見えて、新たな新緑を発見!

帰りにはその仁和寺にも寄って、さらに緑を堪能してきました。


初夏らしく、新緑が眩しいこの季節。
緑に囲まれた休日は、ホッと心を休ませてくれる癒しの時間となりました。




初夏の新緑コーデを意識した、その日の着用商品はこちら!

知多木綿 文(ぶん) 大帷(おおかたびら)/あんこ玉
高島縮 40/40 抜衿ジバン 六分丈/深緑色(しんりょくしょく)
麻 広形(ひろなり)もんぺ/笹色(ささいろ)
擬宝珠(ぎぼし)/濡羽色(ぬればいろ)

アバター画像(鳥飼)
コメント
  • いっぱいの新緑のご馳走ですね〜!
    そろそろ蒸し暑くなってきましたが、
    冷茶のような爽やかさ、ありがとうございました!

    • れいま様

      コメントいただきましてありがとうございます。
      『冷茶のような爽やかさ』表現がとても素敵ですね。
      こちらこそ、爽やかなお言葉でさらにリフレッシュさせていただきました!

  • 素敵なお写真、ありがとうございます。
    こちらもとても癒されました。直接伺うのが本来は良いのでしょうが。
    緑が目に優しい、素敵な空間、堪能させていただきました。

    • よっ!様

      コメントいただきましてありがとうございます。
      写真ではございますが、新緑の空間を堪能いただけたとのこと
      大変嬉しく存じます。
      是非、よっ!様もお近くの新緑を探してみてくださいませ!

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