SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“日々お茶日和/寺田 由”
お茶修行中の寺田です。
年の瀬も押し迫り、気忙しくなってまいりました。
私は年賀状の宛名書きに追われる日々です。
年賀状を仕上げながら、今年はどんな一年だったかな~?
と、振り返り思うことは『今年もお茶が愉しい一年』だったこと。
■SOU・SOUでおもてなし
今年のゴールデンウィークには初めてお客様の前でお点前させていただきました。
はじめは緊張で手が震えましたが、たくさんのお客様にお目にかかれたのが嬉しく
楽しい思い出となりました。
■日々のお稽古
月に2回お稽古は大切な時間です。
今年は許状もいただき、さらにお稽古の幅が広がりました。
先日のお稽古納めでは、先生が『埋み豆腐(うずみどうふ)』を振る舞ってくださいました。
※写真は後日、自作したものです。
ご飯の中にお豆腐が埋まっており、白味噌のお味噌汁がかかっています。
なぜ、お稽古納めに埋み豆腐をいただくのかは諸説あるそうですが、
忙しいこの時期に亭主、客ともに時間がかからないもので
心ばかりのもてなしをする、というような意味合いがあるそうです。
先生お手製の心のこもった埋み豆腐をいただきながら、
今年一年も無事にお稽古させていただけたことに感謝いたしました。
■家族団らん
お菓子とお抹茶が『家族だんらん』の定番です。
自分でお茶を点てることもありますが、家族が点ててくれることもあります。
先日JR京都伊勢丹にオープンした伊藤軒のお菓子は見た目にも可愛らしく、
お茶菓子にもぴったりです。
礼儀作法、相手を敬う気持ち、おもてなしの心、道具を大事にすることなど・・・
お点前だけではない多くのことを学び、色々な気づきがあります。
なによりも日常生活の中にお茶があり、その時間がいつも楽しくてワクワクします。
そうは言っても、まだまだお茶の世界ではヒヨッコ。
来年も『一期一会』を大切に、精進してまいります。
みなさま、どうぞ良い新年をお迎えくださいませ。