一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“銘菓の旅<番外編 ─山水會 代表銘菓・前編─>”
新しいカメラを買いました。
今までiPhoneで撮ってましたが、もう少しキレイな写真を撮りたくなりまして。。
説明書読むのめんどくさいので、ガキさんに教えてもらおーっと。
というわけで本日はハッサンのコーナーです。
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番外編 ─山水會 代表銘菓・前編─
前回ご紹介いたしました山水會20周年記念展覧会のイベントでは、こんな御菓子の詰合せが販売されていました。
蓋を開けると、9つの家紋がプリントされた薄紙が敷いてあり
それをめくると・・・
9つの老舗和菓子店の代表銘菓がズラリと並んでいました。
贅沢な食べ比べ、しっかり堪能いたしましたので、何度かに分けてご紹介したいと思います。
上段左:船屋秋月「古都瓦」
古都・京都の町並みで目に入ってくる屋根瓦をモチーフにした御菓子。外側はお干菓子のような食感ですが、中の餡(小豆餡と白餡の二重仕立て)はとてもしっとり。刻んだ栗が混ぜ込まれていました。
包みをキュッと留めている竹の楊枝は、菓子切りの役目も兼ねています。
上段中:塩芳軒「聚楽」
塩芳軒と言えば、色とりどりのお干菓子が和紙の小さなたんすに詰め込まれた「千代たんす」が有名ですが、今回代表銘菓として出されたのは「聚楽」という見た目がとても渋い御菓子。
お店が豊臣秀吉築城の聚楽第跡にほど近いことから命名されたそうで「絢爛豪華な聚楽第に相反し、天正の印を押した素朴な意匠」と謳われていました。
皮もあんこもスーッと口溶けが良く、大きさのわりにぺろりと1ついただけてしまいます。
上段右:小堀日之出堂「氣比の松葉焼」
創業110余年の歴史を持つ福井の菓舗、小堀日之出堂。現在は和洋織り交ぜた御菓子を作られていますが、この手焼き煎餅は長きにわたって愛されてるそうです。
胡麻がふんだんに練り込まれた生地を一つ一つ松葉の形に仕立てて、丁寧に手焼きされています。
香ばしいごまの風味とボーロのような食感があとを引く、素朴な御菓子です。
<中編・後編へと続きます>
※このコーナーは毎週日曜日更新です。
それでは、また明日。
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今日の合言葉は 「山水會(さんすいかい)代表銘菓・前編」