SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“5月の京旬菓はバナナです。/橋本 真紀”
5月に入りました。
今月の「果実文様」はバナナ。
てぬぐいで果実シリーズを
やると決まった時から
バナナは是非やりたいものだった
と文言にも書かれているように、脇阪さん渾身の一作です!
京旬菓にも自ずと力が入ります。
バナナは香りも味もとてもしっかりしているので、和菓子にどう落とし込むか・・・
とりあえず思いつくままにアイデアを書き出して、亀屋さんにFAX。
お電話でもあれやこれやと相談し、いくつか試作していただくことにしました。
今回は6種類のサンプルを作ってくださいました。これは割りと多い方。。。
亀屋さんもあれこれ試行錯誤してくださったようです。
サンプルチェックの時は、味はもちろんですが、見た目と味の関係はどうかとか、黒文字でスパッと切れるかとか、2種のうちどっちを先に食べるかとか、いろいろ確認・検討をします。
一発OKのこともあれば、味がなかなか決まらなくて5-6回サンプルをあげてもらったこともありました。
というわけで、5月の京旬菓はこんな感じに・・・
ぼかしまくりで申し訳ございません。。。
是非、青山店茶席にてお楽しみくださいませ。
(橋本)
4 件のコメント
青山店の京旬菓、毎月楽しみにしています。特に3月のキウイは、あまり和菓子には馴染みのないトロピカルフルーツがどう和菓子になるのかワクワクしながらいただきました。一口食べ、ジューシーでフレッシュ、だけど確かに和菓子な味わいに感動し、再来店し2回いただきました。今月はバナナ。私も大好きなバナナがまたもやどう和菓子になっているのか今から楽しみです!いつもありがとうございます!!
みぎどん 様
コメントありがとうございます。
「だけど確かに和菓子な味わい」というのが目指すところなので、みぎどん様にそう言って頂けてとてもうれしく思いました。
大好物のバナナ、お口に合うといいのですが。。。
青山店茶席にて、また感想等お聞かせ頂けると幸いです。
今日のお話をとても興味深く拝読しました!
橋本さんが1から指示を出して作られていることを私は知らなかったので、
とても面白く、また難しそうなお仕事だと思いました。
1度だけ青山店にて道解さんにお茶とお菓子を頂きました。
その時間があまりに静かで優雅で、贅沢なひとときだったことを覚えています。
今月も青山店には伺う予定でして、またお茶とお菓子を頂こうと思います。
とっても楽しみです!!
どんぐり 様
コメントありがとうございます!
毎月のお題と対峙しながら、ザーッと案を出して、亀屋さんにご相談するとういうのが一連の流れです。
私の案通りの形になることもあれば、亀屋さんからご提案頂いた内容に変更することもあります。
これは毎月「和菓子になったテキスタイルデザイン」を作っていた時からずっと積み重ねてきたやり取りです。
バナナの京旬菓も是非召し上がって頂きたいです!
青山店の茶席にて、ゆっくりお寛ぎ頂ければと思います。