SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“あずさ3号に乗って”
11月某日、早朝。
思いたって向かった先は信州。
いつかの冬に訪れた場所を巡りたくて、安曇野・松本を2日間で駆け足で走り回ってきました。
安曇野は自転車で駆け巡ったのですが、
北アルプス山麓とのどかな田園風景の広がる景色に五感がフル作動。
身体も心も細部まで深呼吸している感覚!
自転車を選んでよかったー!
森の中のパン屋さんへ行く途中、野生の猿と遭遇。
美味しいにおいに誘われたのかな。
好きな作家さんの陶器があるギャラリーが臨時休業中でしたが
行きの列車内で決めたレンタル自転車やさんでお目当ての作品発見!
旅で出会う偶然は嬉しさが倍になります。
一番行きたかった碌山美術館も絡まる蔦が赤く染まっていて、外のベンチでつい長居。
その風景を焼き付けたい気持ちが強すぎて、見事に目を真っ赤に染めて(花粉のせい?)帰路についたのでした。
自分にとって非日常の景色の中に、その土地の何気ない光景を目にする瞬間が旅の醍醐味。
穂高神社のあたりで、学校帰りの学生が友達に「水飲んで帰るー?」と声をかけていた姿。
懐かしい記憶がよみがえりました。
充実した2日間。
まわり切れなかったところは、すぐにでも再訪しなくちゃという気持ちにさせるので困ります。
安曇野に思いを馳せつつ・・・
今年も残すところ20日ですね。