一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“伊勢木綿手ぬぐい”
伊勢木綿の手ぬぐい及び手ぬぐいで出来た衣類等全て「手洗いを避けて洗濯機で洗ってください」とご案内させて頂いております。
これは色の滲(にじ)みを避けるためです。
手洗いの場合どうしても脱水が甘いため色滲みのリスクが高まります(特に濃色)。
その点洗濯機は脱水がちゃんとされるのでそういうことが起こりづらいのです。
しかし
「手ぬぐいなのに色がにじむの?」
「つけ置きが駄目ってことは長時間の汗でもにじむってこと? 」
等のご意見を頂くことが御座います。
まさしく正論です。
例えば絞り染などに使われるスレン染料や顔料系の染料で染められた手ぬぐいなら特に問題はおきません。
手捺染で使用している反応染料が対象になります。
ちなみにスレン染料は環境に良くないので絞り業界以外でほとんど使われておらず今後はなくなっていく方向です。
顔料系は染料が染み込むというより生地の上に乗る感じで若干硬くもなるのであまり伊勢木綿の手ぬぐいには向かないと思ってます。(顔料でプリントされた手ぬぐいは世の中にいっぱい有りますが・・)
というわけで一番流通している反応染料で染色しております。
ですから今のところ新品状態の手ぬぐいを含む伊勢木綿製品が雨や汗でびしょ濡れになったまま放置されれば色移りの可能性は避けられません。
数回でも洗濯機で洗濯していただければぐっと可能性は低くなります。
以上が洗濯機(ネット使用をオススメ)を推奨しております理由です。
それでは、また明日。
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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「 SOU・SOU伊勢木綿は洗濯機 」
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