一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“今日のSOU・SOU(2)”
引き続き勝手に解説させて頂きます
こしき”雲間に菊”のコーデ。
黒赤でまとめつつ柄同士をケンカさせないセンス
こちらはトップスに白オン白の菊づくしを持ってきたことでグッとシンプルに。
鞄と靴を黒の表革にしたことでシックな印象に。
これはモスリン衿巻の色目に合わせた感じで上から下までコーディネートしたと思われる。
今時の服のコーディネートは無地&色数減らせば簡単だが、
色や柄を使いつつトータルでバランス取るのはとてもセンスが必要。
こちらは傾衣っぽいコーデ
瑠璃紺 手柄寛衣下には補色の田端絞りを。
水玉が別の色なら自力足袋ホワイトレザーはチョイスしなかったと予想。
デニムにグレイのニット貫頭衣、それに合わせてウールのつっかけ足袋
ユニクロのヒートテックとムック本の鞄はSO・SU・U。
首元の柄とむささびの赤がただのシンプルコーデにさせないポイント。
夏のマストアイテム雪花絞りの浴衣
この色を選ぶあたりに”らしさ”を感じる。
薙刀貫頭衣とえりまきはモスリン、小袖 莢はハイゲージのウールなのでどれも光沢があってエレガント。
レザーのグローブで更に大人っぽく。
菊づくしの薙刀貫頭衣は同じでその上に大柄の宮中袖。
首元にボリューム持たせて足元はブーツっぽく10枚小鉤の地下足袋を。
外国人も大好きそうなコーディネート。
上と下のテキスタイルは異質なものにしてバランスをとる。
羽織もスケスケ、富士も籬織りで通気性抜群。で足元は下駄。
涼し気なコーディネイトです。
モスリン かり衣”布芝空薔薇”を中心としたコーディネイト。
テキスタイルに使われている色目で羽織、ズボン、履物がチョイスされている。
小袖羽織 ”ひなたぼっこ”の地色に合う田端絞りのジバン、そして花の銀色に合わせて地下足袋も銀色に。
広形もんぺ”山茶花”に合わせて赤と灰色をトップスに。
地下足袋もトーンを合わせたものをチョイスされている。
柄をケンカさせずに色をもまとめた自信作だろう。
”ひなたぼっこ”と”わならべ”の様に全然違うモチーフは合わせたときケンカしづらい。
花の銀に合わせて銀色のストールを。
白のレザー足袋とグッチのバックでちょっとフォーマル感を。
薙刀長方形衣にカシミヤ 枯山水 は色合わせばっちり。
パールのネックレスとグッチのバンブーでパーティー仕様。
外を歩くときは上から頭巾羽織を。多分バッグに合わせたチョイス。
履物は何だったのかな?
この三体は上手く柄を合わせつつにコーディネート全体で配色を考えてるパターン。
いかがでしたか。今日のSOU・SOUというコーナーなのでSOU・SOU中心のコーディネートでしたが、
ちゃんと選べばいろんな洋服とも合わせられます。
これからも密かにチェックは続きます。
それでは、また明日。
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今日の合言葉は 「今日のSOU・SOU」
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4 件のコメント
こんばんは。
コーディネーすごく上手ですね。
感心してみてます!
島津利雄 様
コメントありがとうございます。
島津さんもよかったらどうぞ!
おはようございます。
sousouだけでまとめるのではなく、他のものをうまくチョイスしてコーデするという方法もあるのですね。
大変参考になります。
5000m様
コメントありがとうございます。
何をどう合わせたっていいと思います。
何を選ぶかがポイントですね。