SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“異国の地へ/荒武 久枝”
柔らかな春の日差しがうれしい季節になりました。
申し遅れました、メルマガ担当の荒武です。
この度、生まれて初めてインドへ行ってきました!
深夜に到着した首都 デリーの空港はとても活気があり、高揚感で長時間のフライトの疲れも忘れさせてくれます。
翌朝、最初に行ったのはデリーにある『ラール・キラー(赤い城)』。世界遺産に登録されているムガル帝国時代のお城です。
赤砂岩の美しさにも感動しましたが、中に入るとそれぞれの建物の装飾がキレイで見とれました。人懐っこいリスがかわいかったです。
インドで初めての食事はホテルのビュッフェスタイルでした。どれも食べやすく、野菜が豊富で健康になれそうな気がします。
デリーを半日ほど観光した後はインド最大の都市 ムンバイへ。デリーから飛行機で2時間ほどで到着しました。
デリーは気温が高くてもカラッと乾燥しているので、さほど暑さは感じられずでしたが
ムンバイは海沿いにあり、日本の夏と同じような気候でした。到着してホテルに向かうタクシーの窓から入る風の気持ちよさが忘れられません。
頭に荷物をのせて歩く人に感動し、さとうきびジュースを作る過程に興味津々(フレッシュで甘さがちょうど良く、とても美味しかったです!)
人気のフルーツジュース屋さんは繁盛していて、店員さんがとても親切にしてくれました。
そして、右下の写真は映画“スラムドッグ・ミリオネア”に出てくる『チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅』。100年以上の歴史がある現役の駅で、こちらも世界遺産に登録されています。
そして、ムンバイのインド門から1時間ほど船に乗りました。
到着したのは『エレファンタ島』。こちらも世界遺産に登録されています。
ゆっくり動く可愛らしい電車は満席!牛や山羊、犬もいて、長閑な雰囲気です。
果物屋さんやお土産物屋さんもたくさん並んでいました。
岩山に作られたヒンドゥー教の石窟寺院の中にはシヴァ神にまつわる神話を題材にした彫刻がされています。
シヴァとパールヴァティーの結婚式の様子や三面のシヴァなどが見られて、とても興味深い場所でした。迫力大です!
帰り際にサルを発見!堂々としていて、動きが素早く、見ていて面白かったです。
炎天下で頂くキングフィッシャービールとフィッシュフライは最高!
インド最終日、お昼の飛行機で日本に帰る予定でしたので
時間を無駄にすることなく午前中からムンバイにある博物館『チャトラパティ・シヴァージー・マハーラージ・ヴァツ・サングラハラヤ』に行きました。
日本語の音声ガイドに感激しながら、広い内部を足早に観ていきました。あっという間でしたが、日本の作品などもあり、充実の1時間でした。
そして、イスラム教のモスク『ハジアリ霊廟』へ。イスラム教徒でなくても入れるようになっていましたが、神聖な空気に気持ちが引き締まりました。
インドで一番感じたことは人々の信仰が暮らしに密接していることです。
多くの宗教が共存していて、食べるものや服装、生活習慣や考え方など、それぞれ違う人々が同じ国で生活をするのは工夫がいると思いますし、限られた条件でより良い生活をする術があるのだろうと思います。
食事にしてもお肉やお魚を使わずに、いかに美味しく作るかがちゃんと考えられていると思いました。
そのおかげで観光客として訪れた私のような日本人でもとても楽しむことができました。
大きなアクシデントも起こらず、ハッピーな4~5日間。楽しい思い出もたくさんできましたが、やはり異国の地というのは緊張感があったようで、帰国してSOU・SOUスタッフ達が『おかえり』と言って、温かく迎えてくれたことがとても有り難く思えました。