一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“【一日一駄話】”
染め見本
SOU・SOU×荒川益次郎商店 風呂敷の新柄。
よーく見ると
こちらは少しにじんでいて
こちらはくっきり染まっています。
全く同じ工場で、同じ染料、同じ版を使用していますが、ちょっとしたことからこういう差が出てきたりします。結局人がやる事なので、厳密に言えば毎回少しずつ違うのですが、厳しい目でチェック&微調節していかないと、高いクオリティを保っていく事は出来ないのだと思います。
今月下旬に発売予定です。
それでは、また明日。
4 件のコメント
物づくりの「ちょっとしたこと」の中にはたくさんの原因があります。
中国には大きな工場に大勢の中国人が安い賃金で大量に物を作り良い物だけを出荷して悪い物は跳ね、それでも生産は追いつきます。
日本の町工場の現状は後継者のいない高齢者が衰えてくる体にムチをいれ五感だけを頼りに物を作っています。中国製品の安い早い同じ物の味を知った消費者に一品物の良さは伝わらなくなってきました。より同じ物が求められ更には中国と価格の比較をされ削りようのないコスト削減を求められた結果が高いクオリティを保っていく事のできない原因でもあります。
高いクオリティを保っていく為には生産者だけでなく消費者そして日本製の良さを消費者に直接伝えることができる販売者にも厳しい目を向けなければいけないと思います。
販売スタッフは物づくりの工程をご存知でしょうか?
学生達は待っていてはだめです。日本の町工場には若い後継者を必要としています。
The sun and wind様
コメントありがとうございます。
僕は「日本のモノづくり」をブランディングすることが大事だと思ってます。
ブランディングが確立されれば安い海外製に負けませんし若い人材も集まります。
スタイリストがモノづくりの現場を知らなくても問題ないのと同様に販売スタッフがモノづくりの現場を知らなくても問題ありません。好きかどうかがが問題です。
技術の継承、本物の品の価値、日本製の価値。
今の世代に伝える、わかってもらうのは難しいのかな?
それでも伝わる、わかる、人はいると思うので。
残したい、伝えたい、を引き継いでくれる方・・。
自身も想いはあっても、伝承、自分がすると成ると・・・・・。
難しいですね(vv)
よっ!様
コメントありがとうございます。
「かわいい、楽しい、美味しい」が出来てたら結局残ると思います。