SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“萩焼の世界/本間 陽子”
『一楽・二萩・三唐津』
茶道の世界では、古くから茶人の抹茶茶碗の好みの順位、あるいは格付けとして、
1位が楽焼(京都)、2位が萩焼(山口県萩市)、3位が唐津焼(佐賀県唐津市)と言われてきました。
11月某日、先生が炉開きの前に風炉の炭点前の特別稽古をしてくださることになりました。
その際のサブタイトルが、「萩茶碗を楽しむ会」
初炭後炭のお稽古の後には続き薄茶をさせていただき、お濃茶とお薄を萩茶碗でいただきました。
先生所持の十三代三輪休雪さんのお茶碗(たしか13代だったはず,,,)や、他にも色々と使わせていただき、
いっきに萩焼の世界に魅了されました。
社中さんから萩焼についてのコピーをいただき勉強します。 そして偶然見つけたこちらの展覧会。
MOA美術館で行われていた、『十三代三輪休雪 茶の湯の造形』大好きなMOA美術館。行くしかない!
館内の美術作品は写真撮影OKというめずらしい美術館。※一部除く
お茶関係の展示物も多く、見応えたっぷりでした。
十三代三輪休雪さんの作品。格好いいです!!
漫画「へうげもの」の中で千利休が古田織部のことを〝古織〟と呼んでおりましたが、
〝古織〟なんて略して、利休ったら今っぽくて可愛い。なんて心の中で勝手に思っておりました。
展示物の中に古織の字を発見!! ひとりでニヤニヤしながら眺めていました。周りの人は不気味だったでしょう。。。
美術館からは熱海湾の絶景が! この景色を観るのも楽しみのひとつなんです。
こちらは私の萩茶碗。数年前の初釜で先生からいただいたもの。
お稽古で長いこと使わせていただいていた萩焼の筒茶碗です。愛着が湧きます。
来年は山口県萩市へ、本場の萩焼を訪ねたいと思います。
14 件のコメント
お茶や茶碗、焼き物の知識は皆無な私ですが、萩焼は田舎が山口県だったこともあり、子供の頃からよく目にしていたので、なんとなく身近に感じていました。
萩焼の温かみを感じる肌色と繊細な質感に魅かれて、私も最も好きな焼き物です♪
これからも色々なお話を聞かせてくださいねぇ(^^)
kazu-endlix様 いつもありがとうございます。そうだったんですね! 私も焼き物初心者でして、今まではお点前で精一杯でお道具を楽しむ余裕もありませんでした。
是非色々お話を聞かせていただきたいです。またお会いできる日を楽しみに致しております!
自分は「焼きもの」の知識が皆無に近い為… 別の切り口からの「萩」を…^^;
「萩」も日本海側の海に面する都市なので「熱海」とは違った絶景を拝めますよ♪^^
それから… 機会があれば「萩」は「夏みかん」の産地なので、夏みかんを丸々1つお菓子にした「丸漬け」をご賞味あれ!
(夏みかんの中身をくりぬいた皮を砂糖漬けしたものに夏みかんの果汁を入れて作った羊羮を流し入れたものです…)
「萩」は確か「小京都」とも呼ばれていたと思うので、街中の風情を楽しむのも良いですよ!
(^-^ゞ
ORまねきねこ様 いつもコメントありがとうございます。「萩」情報とても参考になります。嬉しいです!
すでに「丸漬け」に興味津々です。行く楽しみが増えました!
次の年始にたまたま初めて萩に行くことになって、縁もゆかりもないし、何を楽しみに行ったものやらあまり乗り気でなかったところ、このタイミングでこのブログ記事!
助かりました~。
ただのこじつけだけど同じ北海道出身者として、「あの本間さんが興味を持つ」萩、萩焼となると俄然やる気がわいてきました!
縁もゆかりもどこから湧くのやらわからないもんですね~。
ぽてちまる様 コメントありがとうございます。次の年始に行かれるのですね!羨ましいかぎりです。。。
皆様のコメントで萩焼はもちろんのこと、他にも興味をそそる楽しみが増え、来年は「萩」へ行こうと心に決めました!
ぽてちまる様も道中お気をつけて是非楽しんできてくださいませ!
萩焼でコメントが多いのがうれしい山口県人です。
茶道具だけでなく、夫婦茶碗やお皿等々、生活の中に萩焼があります。
最近は、金子司さんのポップで可愛い萩焼もありますよ。(海外で受賞されて、萩美術館で展示されたこともありました)
城下町萩で、幕末にトリップしてください。
しろぽん様 コメントありがとうございます。萩焼情報嬉しいです!ありがとうございます。
今から行く楽しみが増えて、年内にでも行きたい気分です!
昔、従妹が旅行で萩を訪れた時に、自分用の御飯茶碗と湯呑みを買ってきて見せてくれました。どちらも桜貝のような淡いピンクの釉薬が塗られていて、きれいだったことを覚えています。お茶碗の中のお米も美しい器に入れてもらって、嬉しいそうでした。
学生時代に萩を自転車で周った思い出があります。旅館で出されたワカメのお味噌汁の美味しさは、今でも舌に残っています。心落ち着く素敵な場所でしたよ。
大いに楽しんできてください。
温故知新様 コメントありがとうございます。桜貝のような淡いピンクの萩焼、素敵ですね!人も物も出会いだなぁと感じます。
萩を自転車で周られるのも、町の空気を感じながら、色々なところを巡れそうで良いですね。これから計画を練るのが楽しみです。
本間サン! 自分の「30年程前」のうろ覚えの情報に興味を持っていただいて感謝です♪^^;
↑コメントを書いてから心配になり… 検索してみました…^^;
夏みかんの「丸漬」は現在も「元祖 夏みかん菓子」のお店である「光國本店」サンで製造されているようです。
(尚この商品に関しては他製造店があるようですが、開発したのはこのお店のようです。自分もこのお店で買いました!)
当時は1枚のお札で購入できましたが…^^;
時代の流れてを感じてしまいました…
ORまねきねこ様 わざわざ調べてくださりお心遣い感謝いたします!是非本店に伺いたいと思います。ありがとうございます!
萩焼のお茶碗素敵ですね。茶道はやらないので抹茶碗に接する機会はないのですが、私も萩焼が好きです。オレンジ色の肌にポツポツと白い石の感触が触るあの「つちもの」感がとても好きですし、柔らかな貫入が使うにつれて飲み物の色に馴染んで育っていくのもとても好きです。
幕末好きな上に焼き物が好きなので、何度も萩に行っており、萩焼を買いに窯元にも行ったことがあります。お茶をされている方でしたら、きっともっと素敵な出会いがあるのだと思います!ぜひ現地で素敵なお抹茶碗をお迎えください!!
(MOA美術館、私も好きです!)
まやりん様 コメントありがとうございます。何度も行ってらっしゃるのですね。羨ましい!私も是非窯元を訪ねてみたいです。
皆様のコメントに思いを巡らせ、楽しみが一層増しております。ありがとうございます!!