SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“手ぬぐい Q&A”
「手ぬぐいってどうやって使うの?」や、「洗濯方法は?」
というお声を店頭でよく耳にします。
そこで、“伊勢木綿店スタッフ 古川”が、
そんなよくある質問にお答えいたします。
Q 伊勢木綿ってなんですか?
普通の生地と何が違うの?
A 伊勢木綿とは、江戸時代より
250年続く伝統の生地です。
今では三重県津市の伝統工芸品にも指定されています。
伊勢木綿は最高の肌触りと古布のような素朴な風合いがあります。その秘密は糸(弱撚糸)にあります。
強く撚りをかけずに綿(わた)に近い状態の糸を使用しております。
出来上がった布は洗っていくうちに、糸が綿(わた)に戻ろうとするので、生地がやわらかくなっていきます。
この肌触りこそが他との違いです。
お子様の肌にも優しいので、SOU・SOUではこども用衣類でも伊勢木綿の生地を多用しております。
Q 切りっぱなしの生地端は、自分で縫って使うのですか?
A 切りっぱなしのまま、お使いいただけます。
何度か洗っていただくうちに、徐々に手ぬぐいの目がつまり、ほつれなくなってまいります。
1度目のお洗濯の後、ほつれてきた糸があれば切って下さい。
揃えていただいたほうが、その後ほつれにくく、きれいにお使いいただけます。
ちなみに手ぬぐいが切りっぱなしなのは、その昔、鼻緒の補修や止血する為、
すぐに手で裂いて使えるようにという説があります。
Q 色落ちはしますか?
A いわゆる“色落ち”というのはございません。
ただし、濡れた状態のまま放置すると色移りの原因となるため、必ず洗濯機で脱水しその後はすぐに干して下さい。また白の綿を染めているわけですから、洗濯の回数に応じて褪せてはまいります。
Q アイロンかけは必要ですか?
A お好みに応じておかけ下さい。
洗いざらしの風合いがお好きな方は乾かしてそのままで、しわが気になる、パリッとした風合いが好きだという方はアイロンかけをおすすめいたします。
Q 手ぬぐいはどうやって使うのですか?
A ハンカチやタオル代わりはもちろんのこと、首や頭に巻いたり、壁にかけたり、ふきんやランチョンマット、テーブルセンター等々・・・お好みに合わせて楽しんで下さい。使い方は無限大です。
ちなみに・・・私、古川は、普段から手ぬぐいを持ち歩いて、お食事の時にさっと出してナプキン代わりに使っております。
Q 裏まで染まっていないのは何故ですか?
A SOU・SOUの手ぬぐいは「手捺染」という技法を用いております。
表側から色糊をのせることで染色を施しているため、裏側までしっかり色が通らないので、裏が白っぽくなっております。
Q 洗濯方法、注意点など教えて!
A 洗剤は一般的に使われている中性洗剤(漂白剤・蛍光剤が入っていないもの)をご使用下さい。
色移り防止のため、手洗いではなく、必ず洗濯機洗いをして下さい。
そして、洗濯中に他の洗濯物に絡まる可能性がございますので、ネットに入れての洗濯をおすすめしております。
Q 手ぬぐいは洗うとどのくらい縮みますか。
A 目がつまる分、縦に約3%程縮みます。
「手ぬぐい」というと古めかしく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
少し身近に感じていただけましたでしょうか。
普通丈、ひめ丈、絞りなど、お好みや用途に合わせてお使いいただければと思います。
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3 件のコメント
この手ぬぐい生地で、鯉口シャツを作って欲しいです。絶対に売り上げ伸びると思う。
鈴木あおい様
この度は貴重なご要望誠にありがとうございます。
頂戴した内容は社内にて報告させていただき
今後の商品企画の参考とさせていただきたく存じます。
今後ともSOU・SOUを何卒よろしくお願い申し上げます。
今度、手術します。
頭をsou souの手ぬぐいでおしゃれに
被りたいのですが、どうすれば良いか、
提案していただきたいです。帽子はなかなか好きなデザインは無いし。手ぬぐいなら、色や模様がたくさんあるのでその日の気分に合わせて変えれるでしょ?