SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“魔法の羽織/山本 聖美”
以前、とあるフリーペーパーにちょっとしたコラムを連載する機会を頂戴しました。
“SOU・SOU京都のおしゃれ小噺(こばなし)”というタイトルのもと、SOU・SOUの代表的なアイテムのおしゃれポイントなどを取り上げ、全6回にわたって原稿を書かせていただきました。
ちょこっとご紹介を・・・
第一回のテーマは『モスリン 宮中袖』
・・・ということで、まさしく今、『魔法の羽織』と呼ぶにふさわしいアイテム、『モスリン宮中袖』のシーズンが到来しております!!
今年のライナップも
ポップで可愛いものから
イカついものまで
どちらもバサッと纏うだけで
ビシッと決まる一品となっております。
(▲随時入荷し今月末までには店頭にすべて並び、ネットショップには12月上旬掲載予定です。)
『機能美』を詳しく・・・
小噺でも触れましたが、この袖下から垂れた先を『露(つゆ)』といいます。
今回の袖括りの紐は、昇苑くみひもさんに別注で織っていただいたものを使用しております。
両袖の露を2本ずつ、計4本をまとめて結び
袖口の布を巾着のように絞って
結んだ部分を首の後ろに回します。
すると、袖が捲し上がった状態になり、邪魔にならずに作業がしやすいのです。
と、袖括りの機能面についてご説明しましたが、羽織の意匠としても揺れる露先が魅力的なオーラを放ちます。
そんな時代を超えた美しさを持つ魔法の羽織。
是非ワードローブに加えられてみてはいかがでしょうか。
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『SOU・SOU京都のおしゃれ小噺(こばなし)』。残り5回分は追って『一日一駄話』で掲載いたします。
第二回のテーマは『テキスタイル地下足袋』です!
ご笑覧いただけましたら幸いです。
1 件のコメント
SOU・SOU日記から飛ばせていただきました。
露を使ったら・・というのを初めて拝見し、へぇ~~と、唸りながらスクロール(ただ袖口を絞るだけかと)。
まだまだ知らないことが沢山!!!1回目、とあるので、また遡り、色々見たいと思います。
毎回、ブログで色んな情報、感謝\(^o^)/です。