SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“鴨川をどり/西牧 知恵”
日増しに日差しが強くなり、春から夏への移り変わりを感じます。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日SOU・SOUから歩いてすぐ近く、先斗町(ぽんとちょう)の歌舞練場(かぶれんじょう)で公演されました
“鴨川をどり”へ行って参りました。
鴨川をどりは1872年(明治5年)に始まった舞踏公演で
京の五花街(祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東)
の中でも最多の上演回数を誇るそうです。
そしてその舞台である歌舞練場も1925年(大正14年)着工、昭和2年(1927年)完成と歴史ある建築物です。
京都に約6年半ほど住んでいますが、鴨川をどりは初!
当日が待ち遠しく楽しみでしかたなかったです。
先斗町周辺は鴨川をどり一色です。
至るところに先斗町の紋章である“鴨川ちどり”の提灯が。
舞台では、芸妓さん、舞妓さんによる華やかな踊りやお着物に見惚れ
様々な舞台上の仕掛けに驚き、あっという間に時間が過ぎてゆきます。
同じ振り付けでも指先や足の開きを役柄によって皆さま演じ分けており一つ一つの所作に感動致しました。
お土産にお茶席でいただける菓子皿と手ぬぐいをいただきました。
こちらの手ぬぐい、今年で180回を迎える鴨川踊りを記念して
芸妓さんが描かれた千鳥のイラストがデザインされています。
舞妓さん仕様の千鳥。とても可愛らしいです。
普段は中々お目にかかることのない圧巻の舞台
今回の鴨川をどりでその魅力にはまってしまいました。
“都をどり”や“北野をどり”、“京おどり”、“祗園をどり”と花街のをどりをいつか制覇したいです。