SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“がら・柄・ガラ/福田 麻由子”
今回は、「サイズ感」と同様にお客様からよくお伺いするお悩み
『柄と柄ってどう合わせたらいいかわからない・・』
に注目!
沢山のテキスタイルからなるSOU・SOUのアイテムたち。
無地も勿論素敵ですが、「折角SOU・SOUで選ぶなら柄入りのほうがいい!」というお声も良く耳に致します。
しかし、柄ばかりになっても、殊に服においては、上下の柄の兼ね合いに頭を悩ませるところ。。
先日の駄話でも取り上げられたこちらのブログをご参照されても勿論宜しいかと存じますが、
なんせスタッフの柄合わせ実情も知りたいと思う今日このごろ。
そんなわけで、今回はスタッフのリアルコーディネートから、柄×柄の組み合わせ例を
いくつかご紹介したいと思います。どうぞご笑覧くださりませ。
■小物で利かせる柄遊び 【staff:李 瀟瀟】
開店準備中の瀟瀟をキャッチ。
「モスリン 小袖羽織 長丈/大滝」の大胆な大柄に合わせて、衿元には「手ぬぐい/弥栄」を装着。
黒ベースの手ぬぐいで違和感なくメインの羽織に溶け込ませつつ、しかし衿元をよぉく見ると、鶴などのお目出度い模様がチラリ・・と、遊びも利かせております。
これぞ着脱簡単・柄選びも豊富な、半襟風手ぬぐい柄合わせ術!
■落ち着いた柄同士であれば柄×柄コーディネートも怖くない 【staff:中西 優】
ご覧の「モスリン 四角衣/石けり」と「フラノ 富士/杢灰×ふくれ織り」のように
無地部分の多い落ち着いた柄同士の組み合わせなら、
柄×柄コーディネート初心者の方でも挑戦していただきやすいのでは?
いずれは中西のように、むん、と胸を張れるはずです。
■柄と柄を無地でつなぐ 【staff:増本 一十三】
個人的に日々の柄×柄コーディネートを記録しておきたいくらいの「柄合わせの名手(と、勝手に命名)」、増本お母さん。
そんな増本の常套手段がこちらの「無地架け橋方式(勝手に命名)」。
つまりは柄×柄の間に無地アイテムを挟むことで、柄同士の架け橋役を担うようなイメージでご理解いただければ幸いです。
今回はインナーの「衿巻ジバン/風雅(着用柄は完売御礼)」と「琴浦 広形もんぺ/すずしろ」の間を、無地の「カシミヤ 違い袖 巻衿/亜麻身頃」でつなぎ、はっきりした柄同士であっても違和感のない組み合わせに。
「むささび(綿)/山吹茶」といった、パッと目を引く色を持ってくるところも、増本さんらしい。
■念願のセットアップ 【staff:福田 麻由子】
さて、わたしといえば、上下同じ柄を使い、ずっとしてみたかったセットアップ風コーディネートをついに実践。
謎に満足げな表情を浮かべております。
この場合も増本と同様に「無地架け橋方式(勝手に命名)」で、「モスリン 小袖寛衣/明かり窓」と「モスリン 手柄寛衣下 片身替わり/濡羽色×明かり窓」を「らけい編み 莢/濡羽色」でつなぎ・・
うるさすぎない「明かり窓」セットアップにしたつもりですが、いかがでしょうか・・。
■傾衣もガラ☆ガラ
【staff:川勝 拓】
傾衣の男衆も負けてはおりません。
奇しくも背後のポスターとポーズがカブり気味の川勝は「モスリン 風靡 上/薄氷景色」に「モスリン 陣風靡/flying elephants 銀灰」をonで上に柄を持ってきた分、下は無地でバランスを取る。
黒地に黒プリントで絶妙な存在感を出すこちらの「薄氷景色」は、傾衣の柄×柄コーディネートには持って来いかもしれません。
【staff:徳治 達也】
ショップディレクターは「ジャカール もじり袖 短衣/薄氷景色」と「ジャカール 宮中裾 袷/桟 濃灰」の上下ガラ☆ガラで傾く!
モノトーンの対比と、「薄氷景色」と「桟」の対比が、ダブルで目を引きます。
表情については触れません。
とまあ、他にもご紹介したいのですが今回はこのくらいに・・
ご参考のひとつになれば幸いでございます!
組み合わせるごとに新たな発見に出逢える柄合わせの旅、まだまだ未知の領域がありそうです。
6 件のコメント
前回のサイズ検証もですが、この柄on柄もすっごく参考になりました。
「無地架け橋方式」を実践するためにさっそく無地アイテムをポチりましたよ~!
これでなかなか出番のないものも活用できるはず。
それと、中西さんの記事でめちゃくちゃ重ね着してる寒がりな福田さんがとってもチャーミングでした。
わたしも人一倍寒がりで就寝時もアンゴラ小手をしているくらいなので親近感が。。笑
これからも日常的にSOU・SOUを着用されている皆様ならではの企画を楽しみにしておりますー!
胡豆様
コメントありがとうございます。ポチッともして頂けるとは、なんとも光栄です!
是非色々な合わせ方に挑戦してみてくださいませ。
胡豆様も寒がりなのですね!就寝時に「小手」とはなかなかの強者ですね(笑)
わたしは就寝時はつけておりませんが、それ以外は「小手」と「はばき」が手放せません・・
もうすぐ暖かくなってくるはずです・・春物の企画も楽しみにお待ち頂ければ幸いでございます!
皆様の日記、いつも楽しく見せていただいています。SOU・SOUさんと出逢ってやっと2年目なので、参考になる企画は嬉しいです〜。福田さんの明かり窓のコーデ、素敵ですね。ちらりちらりと見える明かり窓がなんともいい感じです。
秋冬のSOU・SOUさんは魅力的なものが多すぎて迷いました(笑)着衣は小物に至るまでコーデを考えるのが楽しいですね。今回はたばた絞り大帷が大のお気に入りでした。春物も楽しみにしています!
香様
コメント及び日頃のご愛読、誠にありがとうございます。
コーディネートもお褒め頂け、大変光栄でございます・・。
着たいと思うものが多いほどどう合わせればいいか迷ってしまいますが、それがまた楽しくもありますね。
いい組み合わせを見つけられたときの嬉しさもまたひとしおです。
次の春夏アイテムにも是非ご期待くださいませ!
おはようございます。
これからプール行きますが気になった記事を読み直しました。
柄の重ね方は難しいですね。時代祭を見ると昔の日本人の色彩感覚とか美的意識の高さを感じますね。
私の場合は初心者なので簡単な合わせ方しかできませんが数字で楽しんでおります。
昨日 ジャンボもワンダアも混んでいましたよ。
島津利雄様
いつもありがとうございます!
彩り豊かな四季の中で日本人が培ってきた独特の色彩感覚は本当に素晴らしいと思います。
時代は変わってもずっと残していきたいものですね。
島津様の色々なSO-SU-U合わせも素敵ですよ!
またSOU・SOUにもいらしてくださいませ!お待ち致しております。