SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“お茶日記/千葉 寛子”
どうも、千葉から来た千葉です。
さて、私の通うお教室には男性もおり、ラッキーなことに男点前も学べます。
今回はそんな男点前をご紹介いたします。
お家元によっては男女差がないそうですが、表千家ではちょこちょこっと違いがあるようです。
体の作りが違うという事を気遣い、女性点前は男性点前より細かく動くそう。
まずは柄杓!
お点前を始める前の所作です。
男性は一気に、女性は一つ一つセットしていきます。
次に帛紗さばき。
着物を着ている想定なので、男性は帯の下に、女性は帯の上に吊ります。
帛紗さばきの点順にちり打ちという所作が二回ございまして、男性は二回とも音を鳴らします。女性は一回目のみ鳴らします。
茶器を清める際に茶器によって、男性は甲ぶきという所作が入ります。
そして何と言っても釜の蓋を置く際です!
男性は素手で、女性は帛紗を使い蓋置に置きます。
熱そうですぅ~
続いて点てたお茶を出す時。
男性は一手で、女性は仮置きをして体の向きを変えてからお出しします。
そして男性のみの所作、引き柄杓。
仕舞い点前の茶筅を清める時にのみ行います。
かっこいいですぅ~
最後に茶杓。
仕舞っていく際の茶杓の清め方です。
男性は茶杓を持ちながら帛紗さばきをします。
女性は帛紗さばきをしてから茶杓を清めます。
そしてある日のお稽古、私も男点前を体験!
とっっっても楽しかったです(⌒▽⌒)
(千葉)