SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“お稽古/安達 一将”
一語一絵をご覧の皆様こんにちは。店舗スタッフの安達です。
季節が移ろい明日から夏至ですね。昼間の長さが一年で最も長い日ですが、日本は梅雨時期に当たるため曇りや雨の事が多く、昼間の長さをあまり実感できないかもしれません。陽の光が届きにくい季節ではありますが、紫陽花や桔梗が咲き乱れる季節でもありますので、空が綺麗に見えなくても目線の高さにある草花に注目してみると、何か発見があるかもしれませんね。
さて、今回は2月のブログに引き続きお茶のお稽古の様子をご紹介しようと思います。今回は★知多木綿文風靡と★筒下を着用して浴衣風のコーディネートで参加いたしました。(着用している知多木綿文風靡「草紋」は販売終了しております。悪しからず、ご了承くださいませ。)
季節が変り炉も風炉へと変りました。昨年も行っていたお点前なのですが、その時の記憶はどこへやら、、、
手が止まりそうになると先生が流れを示してくださるのでお点前が途中で止まってしまうことは無いのですが、一連の流れが頭に入っていないと悔しいような、もどかしいような心地がいたします。しかし、この「忘れる」という事象と「教わる」という経験を繰り返す事がいつか実を結び、何も考えなくても体が動くようになった時に辿り着くのが「無心」なのかなと個人的には考えております。そんな日が来るのかは分かりませんが、無心でお点前ができるようになるその日まで修行は続きます、、、!
今回は柄杓の置き方を新たに1つ教わりました。男性特有のお点前で、水の茶筅通しの時のみこの置き方をするそうです。
先生の手はとてもリラックスしていて柔らかな印象を受けました。所作も手さばきも滑らかで美しいのですが、初挑戦の私はご覧の通り不器用そのものでした。修行あるのみです!
その後は柄杓や棗、蓋置を桑小卓に飾り置きしました。季節ごとに使う道具が変わるので、ひとつひとつが大切で、また次に使う季節が楽しみになります。それも忘れてしまいそうですが(笑)
色々なことを忘れては思い出し、また忘れては教わっての繰り返しですが、その繰り返しがとても楽しく感じられる事が茶道の魅力のひとつだなと思います。忘れることが楽しいなんて言い方をすると怒られてしまいそうですが、これからもお稽古を楽しみながら続けいく中で新しい発見や気付きがあれば皆様と共有できたらいいなと思います。
それでは今回はこの辺で。
ほなまた、さいなら~!
4 件のコメント
いえ、いえ、忘れないと覚えないそうですよ~!!
大事な事を選んで覚える引き出しに入れて、あれっ?どの引き出しにいれたんだったかな?と、順番に整理して行くんだとか?
って、何かどこかで(^_^;)忘れて次に覚える事を入れていかないと、パンクしますから脳内も!
よっ!様
コメントくださりありがとうございます!
何事も繰り返して自身に落とし込んでいくしかありませんね。
パンクしないように整理して身に落とし込んでいきます!
安達さん最近ライブ配信でお見かけしていないのでどうされたかなぁと心配してました。
お元気そうで安心しました。
少し痩せられましたか?
人間は忘れる生き物です。
どうぞお身体に気をつけて茶道も日々のお仕事も自分のペースを大切にされて下さい。
たまにはライブ配信でお顔を拝見させて下さいね!
ころにゃん様
暖かいお心遣いをありがとうございます!
おかげさまで元気に傾きながら仕事を楽しみ、茶道のお稽古にも通っております。
これからも自身のペースで、忘れることに臆することなく稽古に励みますね!!
またライブ配信にでたいなーと社内でアピールしてみます(笑)