一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“第二話/東京への憧れ”
DCブランドの服を身に纏い、オシャレを楽しんでいた高校生の僕は、次第にファッション業界へ憧れをもつようになりました。そして、アパレル業界に入るには、ファッション専門学校に行かねばなるまいと考えておりました。
当時、日本のファッションの中心は、当然京都ではない、大阪でもない、東京だ!と強く思っていた僕は、なんとしても東京の専門学校に行きたいと企んでいたのでした。
しかしながら、ウチは裕福ではなかったのと、すでに姉が東京のヘアメイク専門学校に通っていたので、資金的に親に迷惑をかけられないなと思い、寮がある学校を前提に探しておりました。
そうこうしているうちに、当時愛読していた「CHECK MATE」(現廃刊)をパラパラ見ていたら、たまたま新宿にあった日本メンズ・アカデミー(現廃校)という専門学校が小さく載っているのを見つけました。
「日本で唯一のオーダーメイド紳士服の専門学校です。パターンメイキングを身に付けるならオススメ!」と書いてありましたが、そんなことはどうでも良く、「寮有り」という言葉に釘付けになりました。しかも、学校の上に。
新宿に住めるかもー!とワクワクしていました。高3の夏でした。
それでは、また明日。
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今日の合言葉は 「SOU・SOUへの道 第二話」
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