SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“幸か不幸かは気の持ちよう/椿 美樹”
京都へ来て、茶道のお稽古を始めてから、
もうすぐ4年の月日が経とうとしています。
大学時代も合わせましたら6年程になります。
皆様こんにちは、椿です。
この日は「初釜」のお稽古。
お稽古後にお道具やお花・お軸の写真を
撮らせていただきました。
祥瑞(しょんずい)という、
美しい青色の染付けで揃えられたお道具たち。
初日の出のお軸とともに飾ってあるのは「鈴」。
五行思想を紐の色に表してあるそうです。
茶人はお正月によく飾るものだそうですが、
この辺りはまだまだ勉強が必要です。。
日常で目にしたことの有る文様、
種類数多にある季節のお道具。
その名前や由緒を教えていただけるのが毎回わくわくします。
まだまだ至らぬ点は多いですが、
令和二年もより一層精進して参ります。
お稽古後には、神社参りに出かけました。
というのも、
先日の石田の日記にちらりと写る、
私が手にしているおみくじ。
実は「凶」!
数少ない「凶」を引くなんて、
自分はなんて憑いてるツイてるんだろう!と思った次第です。
例え良からぬ事が起きようとも、
もっと悪い事が起きていたかもしれないと思えば、
「凶」という運勢が自身を守ってくれたのだと思えるのです。
まあそれでも少しでも邪気は払いたいもの。
お稽古後のこの日にまず向かったのは、
「月読(つきよみ)神社」。
こちらは安産祈願で有名な神社なのですが、
自己の罪や穢れを除くと云われる
「解穢(かいわい)の水」で手水を行い、
今年一年、慎ましく健康に過ごせるようお祈りを致しました。
続いて有名な「松尾大社」へもお参りし、
名物の酒樽や荘厳な境内をゆっくり拝見致しました。
境内の隅に小さく南天が実っていてほっこり幸せな気持ちに。
南天は、「難を転じて福となす」に通ずることから、
縁起の良い植物として古くから親しまれてきました。
SOU・SOUにも、沢山の「南天」グッズたちがございます。
お守り代わりに縁起物を身につけるだけで、
気分も運勢も、良い方向へと転じていくような気が致します。
皆平等に、必ず訪れる“厄”に当たる年。
(私の場合はおみくじが「凶」であっただけですが…)
長い人生のうちのほんの短い間だけと思えば、
そう落ち込む事も無いので、
気楽に生きてみようと思います。
2 件のコメント
凶は「メ(芽)が出る」とも言います。
どんな芽かは知りませんが、高校受験の年に凶を引き、第一志望通ったので、そんなもんです。でもそれ以来うん十年、そのお寺さんでおみくじを引いていませんが…
けい☆Chan 様
お返事が遅くなり申し訳ございません。
コメント頂き誠にありがとうございます。
「芽が出る」というのは初めて伺いました!吉兆を感じる素敵な解釈ですね。
おみくじにより心情が揺さぶられるのはまさにタイミング次第。
それでも芯の揺れなかったけい☆Chan 様、流石でございます…!