一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“写樂⑰<八幡染色(有)/山口社長>”
今回の写樂は八幡染色の山口社長です。八幡染色は昭和14年から続く京都の染色工場です。SOU・SOUでは帆布や伊勢木綿等を染めていただいています。
納期がすごくタイトな仕事が急に入った時でもなんとか間に合わせてくれます。社長、いつもありがとうございます。
今回もまた仕事場を激写して参りました。
手作りの窓枠(?)。八幡染色と書いてあります。
入り口にいきなり〝WA-RA-BI〟の版が。
手ぬぐい用の生地を3列板に貼っています。
ここで染料を調合するそうです。
奥の部屋。
染料を作っておられます。
これが色指示書です。
手捺染で染めていきます。
2階では〝初春〟が染められていました。
乾いたら巻き上げて、今度は蒸しの工程です。
使い終わった版を洗う機械。
版がいっぱいストックされています。
なんと、最後は板の上から水が出てきて染料を洗い流すのです。
工場に行くといつもその大変さに改めて気づかされます。
これからも宜しくお願いします。