皐月 尚武
卯月 ひとひら

『水無月/七変化(しちばけ)』
梅雨時、花の少ない時期にしっとりとしかし鮮やかに咲き、ともすれば沈みがちになる気持ちをさわやかにしてくれる紫陽花。
ブルーから紫、ピンクまで微妙な色のバリエーションで目を楽しませてくれる。そのため七変化とも呼ばれる。しとしと降る雨とシンプルな紫陽花で6月の情緒を表現した。

6月のお菓子は、こなしの上に紫色の寒天をのせて、紫陽花の花をかたどりました。
竹の定規をあて、紫色の寒天をに切ります。
こなしを丸め、その上に萼(がく)に見立てた紫色の寒天を1枚づつ丁寧にのせていきます。

紫陽花は花びらのように見えるのが萼(がく)で、
おしべのように見えるのが花なのです。
 
花をそっとのせたら完成!
 
デザインと並べてみてバランスを確かめます。