如月 氷梅

『如月/氷梅』
寒い冬のさなかに春が近いことを感じさせてくれる
梅の花。その梅と氷を表した氷梅という模様がある。
匂いあふれる梅の花と、凍りついて亀裂が走った氷という思いがけない組み合わせを模様にしてしまった。
昔の人はすごいなあと思う。


中に入っている餡です。

2月のお菓子は、備中の白餡をこなしで小さくくるんだものを5ヶ並べて梅に見立てました。
半球形にするのが難しいのです。
僕もやらせて頂きましたが、さんざんな結果です。

【こなし】
こしあんと薯蕷(じょうよ)粉(または小麦粉)を加えて、強く蒸し、砂糖を加えながら手でもみこんで生成したもの。
京都独自の素材であり、こなし生地を作るには熟練の技が必要だといわれています。

 

かわいいお菓子はかわいい女性が作っておられました。
長久堂の高橋さんです。

 

左の2つが僕の作ったいびつなもの。

 

教えてもらっています。